【琉球新報】津田大介「ネット上では差別、扇動が巧妙で、フェイクを作る技術は日々向上している。これが差別に使われるとどうなるか」
私は普通のジャーナリストと出自が違う。父親は社会党副委員長の高沢寅男さんの秘書をしていた。大学ではネットと差別の問題を追い掛けた。ネット上では差別、扇動が巧妙で、フェイクを作る技術は日々向上している。これが差別に使われるとどうなるか。 負の側面だと、ポストトゥルースが注目される。EU離脱やトランプ米大統領誕生などで、客観的事実よりも感情的な訴えが世論形成に影響した。