公演中止で俳優や演出家ら 損失補填求める要望書 政府に提出
新型コロナウイルスの感染拡大で、演劇など舞台芸術の公演中止が相次ぐ中、俳優や演出家たちが公演中止による損失の補填(ほてん)を求める要望書を政府に提出しました。俳優や演出家、音楽家など、舞台芸術の分野の有志7人は30日午後、文化庁などを訪れ、要望書と1800人余りの賛同者のリストを提出しました。演劇など舞台芸術の公演は、政府が先月26日に大規模なイベントなどの自粛を要請したあと、全国で中止が相次ぎ、経営基盤の弱い劇団の中には収入が絶たれ、存続が難しくなっているところが出てきています。