緊急事態宣言に慎重な理由…「都市封鎖と混同し、都市部から地方に人が移動、感染を拡大する恐れがある」
政府が、近く緊急事態宣言を出す方針を固めた背景について、国会記者会館からフジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者の報告。政府内には、宣言を出すことで、都市部から地方に人が移動し、感染が拡大するとの懸念があったが、複数の政府関係者は、世論の動きが大きかったと説明している。政府内で、宣言への慎重論が続いた背景について、ある関係者は「緊急事態宣言がロックダウン = 都市封鎖と同じものだと混同されたことが大きい」と指摘している。