【厚労省】相談目安「37.5度以上」削除 新型コロナ、風邪症状続けば対象
新型コロナウイルスの感染が疑われる人が「帰国者・接触者相談センター」に相談する目安について、厚生労働省は8日、発熱やせきなどの軽い風邪症状が続く場合には、すぐ相談するように変更し、都道府県などに通知した。従来の「37.5度以上」という体温の目安は削除、「発熱が4日以上続く場合」との条件も外した。相談しても目安を満たしていないと判断されてPCR検査が受けられないとの批判や、軽い症状から急に悪化する症例が相次ぎ、早期の受診が重要と分かってきたことが変更の背景にある。