【安倍首相、辞意表明の会見詳報】「痛恨の極み」拉致問題に道筋示せず「国民の皆様には大変なご迷惑をおかけいたしました。」
安倍晋三首相が28日、辞任を表明した。2012年12月の第2次内閣発足から約7年8カ月。改憲や北朝鮮による日本人拉致問題の解決に道筋を付けられないままの退陣となり、首相は「痛恨の極み」「断腸の思い」と語った。約1時間の会見では、目を充血させながら話す場面もあった。会見の要旨は次の通り。13年前、私の持病である潰瘍性大腸炎が悪化し、わずか1年で突然、総理の職を辞することになり、国民の皆様には大変なご迷惑をおかけいたしました。