石破茂、政権批判を「封印」 「後ろから文句を言うようなことは…」との意見が寄せられたことから、「イメージチェンジ」に踏み切る
自民党の石破茂元幹事長が、菅政権への批判を「封印」している。安倍政権に対する厳しい姿勢が、先の党総裁選で国会議員の支持低迷につながったとみて、路線転換を図った格好だ。「日本学術会議については、日本学術会議法がある。原典に当たることが大事だ」。菅義偉首相が学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題をめぐり、石破氏は15日の石破派会合でこう言及したものの、明確な政権批判は避けたという。