【学術会議】任命拒否、官僚トップと相談 記録文書の存在も発覚
日本学術会議の任命拒否問題をめぐり、菅義偉首相は5日の参院予算委員会で、官僚トップの杉田和博官房副長官と相談しながら6人の除外を判断するまでの経緯を説明した。政府内で6人を除外する過程を記録した文書の存在も発覚。野党側は杉田氏が今回の判断に深く関わったとみて国会招致を求めている。この日の質疑では、学術会議が提出した会員105人分の推薦名簿について、「見ていなかった」と話す首相が、どのように6人除外の判断をできたのかについて、立憲民主党の蓮舫氏が問いただした。