【大阪府】重症病床使用率再び70%超に 重症者は最多の169人
新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が切迫している大阪府で3日、重症者用の病床使用率が71・6%となり、府の臨時治療施設「大阪コロナ重症センター」が2020年12月15日に稼働して以降初めて70%を超えた。現時点の重症者数は過去最多の169人に達している。府は12月3日、独自基準「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号の点灯水準「重症病床使用率70%」が迫っているとして「医療非常事態」を宣言し、注意喚起のため前倒しで赤信号を点灯した。