【菅内閣】広島市の「準緊急事態」は当面見送り…感染状況改善のため
政府は16日、新型コロナウイルス対策として、広島市を緊急事態宣言の対象区域に準じる支援を行う地域とすることについて、当面見送る方針を決めた。政府関係者によると、同市内の感染状況が改善していることが要因だという。広島県の湯崎英彦知事も同日夜、記者会見し、政府から見送りの連絡があったことを明らかにした。7日に再発令された緊急事態宣言の基本的対処方針では、感染状況が悪化している地域は「(宣言の対象区域に)準じた取り組みを行う」とされている。