感染者の入院拒否に懲役、削除へ調整 野党の反対受け
新型コロナウイルス感染症に対応する感染症法の改正案について、与党は、感染者が入院措置を拒んだ場合に科せる懲役刑の導入を見送る方向で調整に入った。野党側が導入に強く反対しているためだ。特別措置法改正案も含めた与野党の修正協議は26日から始まっており、早期の法案成立に向けて、野党側の理解を得たい考えだ。22日に閣議決定された感染症法改正案では、入院拒否や入院先から逃亡した場合に「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」とする刑事罰を新設した。