【なぜ菅義偉の言葉は“響かない”のか】表情、話し方、しぐさ、細かい、大局観がない、失言が多い…過去の首相との「決定的な違い」
――菅首相の話し方はどうでしょうか。ご本人もインタビューなどで口下手であることは認めていますが、官房長官時代から、会見や国会では無表情で平板なイントネーションで受け答えをしていました。それゆえ、温かみよりも冷たい印象を与えてしまい、首相になってからも国民に“熱量”が伝わっていないように思います。都築:7年8カ月も官房長官をやっていたのだから、話し方の癖はなかなか抜けないでしょう。