【インフラ整備を無駄扱い】政府、予算の無駄1263億円削減 秋の行政レビューで
河野太郎行政改革担当相は5日の記者会見で、予算執行の無駄をチェックする「秋の行政事業レビュー」を令和3年度予算案に反映させた結果、概算要求から1263億円を削減できたと発表した。削減額が1千億円を超えるのは平成29年度予算案以来4年ぶり。河野氏は「一定の効果が出た」と述べた。国土交通省が自治体のインフラ整備のために支出する「社会資本整備総合交付金」に関し、道路事業で760億円、下水道事業で170億円をそれぞれ圧縮した。