創価学会の選挙担当が辞めた…菅・佐藤“SSライン”消滅の大波紋
「サトウ、学会やめるってよ」
2月10日頃から永田町ではこんな情報が飛び交った。サトウとは公明党の支持母体・創価学会で選挙実務を長らく取り仕切ってきた佐藤浩副会長だ。「自民党が下野していた09年頃に菅氏と知り合い懇意になった。12年末から安倍政権で菅氏が官房長官になると、2人の太いパイプは『SSライン』と称され、菅氏が力を増すにつれ、佐藤氏の影響力も増す関係だった」(政治部記者)表向きは2月の誕生日で60歳となったために学会職員を定年退職するというが、額面通りに受け取る者は少ない。