【菅内閣】「植民地支配と侵略への反省とおわび」村山、河野談話を「継承」 答弁書決定
政府は25日、先の大戦をめぐり「植民地支配と侵略への反省とおわび」を明記した戦後50年の村山富市首相談話を、菅義偉内閣として継承しているとの答弁書を閣議決定した。慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話も、政府の基本的立場として「継承している」とした。答弁書では、27年に当時の安倍晋三内閣が決定した答弁書で、7年の村山談話と、その内容をほぼ踏襲した戦後60年の小泉純一郎首相談話を「全体として引き継いでいる」としたと紹介。