【菅内閣】6人任命拒否の文書、不開示決定 学術会議めぐり
日本学術会議の会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題で、この6人が請求していた拒否の理由や経緯がわかる文書について、政府は文書が存在しないなどの理由で開示しないことを決めた。開示請求をしていた6人のうち岡田正則・早稲田大教授が28日、明らかにした。岡田教授らは4月、菅首相が任命拒否の理由を明確に説明していないことから、行政機関個人情報保護法にもとづき、自身の任命拒否について内閣官房や内閣府が保有する全文書を開示するよう求めていた。