【千葉大】「災害状態」コロナ重症患者治療に“優先順位”
新型コロナウイルスの感染急拡大で、千葉大学病院では集中治療室を重症患者専用にしていますが、それでも対応が追いつかず、災害現場のように治療に優先順位をつけざるをえない状況になっています。千葉大学病院は先週から集中治療室をすべて重症患者専用にするなど、重症病床を4床から10床に増やしました。一方で、医療スタッフを確保するため、一般の救急患者の受け入れがほぼできなくなっているうえ、がんや心臓などの経過観察が必要な手術は制限せざるをえなくなっています。