【河井克行元法相】懲役3年の実刑判決確定へ 控訴取り下げの意向
2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われて1審で実刑判決を受けた元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)が、控訴を取り下げる意向を示していることが関係者への取材で判明した。懲役3年、追徴金130万円とした東京地裁判決(21年6月)が確定する見通し。閣僚経験者の実刑判決が確定すれば、受託収賄罪などに問われ、10年9月に最高裁で懲役2年、追徴金1100万円の判決が確定した鈴木宗男参院議員(73)以来になるとみられる。