【「搾取」の汚名負った外国人技能実習制度】SNSで海外に拡散も 「人権問題」に岸田政権どう取り組む
国内での人権問題も顕在化している。1月17日には岡山市の建設会社で働いていたベトナム人技能実習生の男性が、2年にわたり複数の日本人従業員から暴行などを受けていたとして会見した。政府関係者は「国内での外国人労働者いじめのような問題は、SNSの発達もあり、すぐに海外にも伝わる。外交的にも問題の解決は急務だ」と話していて、国内でのこうした人権問題について、これまでにないスピードでの解決が求められている。