大阪IRは「目指すところ違う」 松井市長、和歌山否決の影響否定
和歌山県が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致で、県議会は20日、国への区域整備計画の申請を承認する議案を反対多数で否決した。大阪市の松井一郎市長は20日、「大阪はメガバンクが融資を約束してくれている。和歌山とはIRで目指すところも違い、(否決で)大きな影響はない」と語った。人工島・夢洲(ゆめしま)へのIR誘致を進める大阪府と大阪市では、府市両議会の承認を3月に得ており、28日の期限までに国へ整備計画を提出する予定だ。