【岸田インフレ】3カ月で20円下落の「スピード円安」 対ドル円相場、急落のわけは
円安が止まらない。対ドルの円相場は13日、一時、1ドル=135円台まで下がり、約20年ぶりの円安水準になった。この3カ月でドルに対する円の下落幅は約20円となり、異例のスピードだ。急速に進む円安の背景には何があるのか。この10年間でわずか3カ月で20円ほど円安が進んだ局面は3回だけだ。アベノミクスのもとで大規模な金融緩和の導入を掲げた安倍政権が発足した後の2012~13年、日銀が大規模な金融緩和策を拡大した14年。