【森友改ざん】経緯示す文書の公開を求めた男性が国を提訴 「隠ぺいのため権利を不当に侵害した」
公文書の改ざんを苦に、近畿財務局の職員が自殺した問題で、文書の開示を求めて財務省が提訴されました。近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、学校法人「森友学園」に関する公文書の改ざんを苦に4年前に自殺し、国は赤木さんが改ざんの経緯をまとめた、いわゆる「赤木ファイル」を公開しました。去年、東京都に住む男性が「財務省内部での意思決定のプロセスが分かる文書」などを開示請求しましたが、財務省は「文書の特定が困難」などと回答し、赤木ファイル以外の文書を開示しませんでした。