【対中国】台湾有事でシミュレーション 自衛隊に防衛出動も―自民議員
中国が台湾周辺での軍事演習を続ける中、自民党国会議員らが6日、東京都内のホテルで台湾有事に関するシミュレーションを行った。台湾有事と同時に、沖縄県・尖閣諸島にも中国の武装漁民が上陸する「複合事態」を想定。閣僚役の議員らが国家安全保障会議(NSC)に見立てた会議を開催し、本番さながらに対応を協議したシミュレーションは2027年、中国が武装漁民を尖閣に上陸させ実効支配するのと並行し、「無人機が台湾軍に撃墜された」と主張して台湾侵攻にも踏み切るという設定。