【岸田首相】消えた「“異次元”の少子化対策」どこへ 施政方針演説で表現変更
岸田文雄首相による23日の施政方針演説で、年頭記者会見で強調した「異次元の少子化対策」のフレーズが「従来とは次元の異なる少子化対策」に変わった。官邸幹部は「中身として言いたいことは変わらない」と語るが、「異次元」の表現には批判の声があがっていた。首相は1月4日の会見で「『異次元』の少子化対策に挑戦する」と訴えたが、施政方針演説では「年齢・性別を問わず、皆が参加する、従来とは次元の異なる少子化対策を実現したい」と表現した。