【神宮外苑】再開発は「新宿区が民主的プロセスを経ずに判断」 区民らが樹木の伐採許可取り消しを求め提訴
東京・明治神宮外苑地区の再開発を巡り、東京都新宿区が神宮第二球場周辺の樹木伐採を違法な手続きで決定したとして、区民ら5人が25日、伐採許可の取り消しと1人当たり1万円の慰謝料を求め、東京地裁に提訴した。取り消しを求めているのは、同球場と建国記念文庫の森周辺の樹木計約3000本の伐採許可。訴状によると、もともとこのエリアは、都条例に基づく「風致地区」のうち、特に厳しく規制する地域に指定されていた。