関電の株主 カルテルでの損害賠償を当時の役員らに求め提訴 (大阪地裁)
10月12日 16時56分
事業者向けの電力販売をめぐり、関西電力が大手電力会社とカルテルを結んでいた問題で、関西電力の株主が、当時の役員などに対してカルテルによって生じた損害としておよそ3500億円を関西電力に支払うよう求める訴えを起こしました。公正取引委員会は、ことし3月、関西電力が、中国電力や中部電力などと顧客を奪い合わないよう申し合わせるなどカルテルを結んでいたとして、関西電力を除く各社にあわせて1000億円余りの課徴金の納付を命じました。