【森友改ざん】森友文書不開示めぐる赤木さん妻の訴訟、控訴審始まる 大阪高裁
学校法人森友学園の国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(52)が、開示請求した行政文書を存否も明かさず不開示としたのは不当だとして、国に取り消しを求めた訴訟の控訴審が7日、大阪高裁で始まった。この日の第1回口頭弁論で、雅子さん側の代理人弁護士は、国側が不開示の理由とした「捜査に支障を及ぼすおそれがある」との主張について、「どんな文書があるのか明らかになっても、支障が出るとは考えられない」と意見陳述した。