【旧統一教会問題】解散請求、審理は長期化か=続く敗訴、財産監視も強化―安倍氏銃撃事件契機に厳しい立場に
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件から、8日で2年となる。山上徹也被告(43)=殺人罪などで起訴=が逮捕後に事件の動機として挙げたことをきっかけに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の高額献金問題などに注目が集まった。昨年10月には文部科学省が解散命令を請求。財産監視の強化対象に指定され、高額献金を巡って一、二審で勝訴した判決が見直される可能性も出るなど、教団は厳しい立場に追い込まれている。