【大分】給食カロリー、基準値以下 公立小中学校、物価高騰で減少か
大分県内の公立小中学校で給食が国の基準(1食当たり平均)を下回るエネルギー(カロリー)で提供され、近年低下傾向にあることが6日、分かった。ここ数年は物価高騰の影響などで大きく低下しており、国基準の半分も満たしていない学校が出ている。専門家は「給食の質を維持する必要がある」と訴えている。文部科学省の学校給食摂取基準は、小学生(8~9歳)の平均1食当たりのエネルギーを650キロカロリー、中学生(12~14歳)を830キロカロリーと定めている。