【能登豪雨】なぜ浸水想定区域に仮設住宅が…増水の不安「前例がないから大丈夫」と言われ入居したが
今回の豪雨では能登半島地震の被災者向けに石川県などが建設を進めてきた仮設住宅が浸水した。背景には能登半島は山間地が多く、洪水の浸水想定区域に整備せざるを得ない現状がある。識者は用地確保の難しさを指摘し、入居者たちへの災害リスクの周知を訴える。石川県輪島市を流れる河原田川。そのすぐ横の仮設住宅「宅田町第2団地」では川の氾濫から一夜明けた22日、住民らが熊手やスコップで軒先や屋内にたまった泥をかき出し、家財が散乱する部屋を片付けた。