タイで拘束のウイグル族 中国に送還しないよう求める声明 国連
中国を逃れたあと2014年にタイで不法入国の疑いで拘束された48人のウイグル族の人たちについて、国連の専門家グループが、中国に強制送還されれば迫害を受けるおそれがあるとしてタイ政府に対し、送還しないよう求める声明を出しました。中国の少数民族、ウイグル族の間では、抑圧的な民族政策から逃れるため東南アジアを経由して民族的に近いトルコなどを目指す動きが一時、広がり、2014年には、300人以上が経由地のタイで不法入国の疑いで拘束されました。