【天文】系外惑星の大気中の白いもやはダイヤモンド? - 国立天文台が発表
系外惑星の大気中の白いもやはダイヤモンド? - 国立天文台が発表
国立天文台は1月14日、太陽系外惑星(以下、系外惑星)の大気中において普遍的に存在することが示唆されている、太陽光によって化学反応を起こして生成される大気中の微粒子(もややエアロゾル)である「ヘイズ」の構成物質の組成についての進化を考慮した新たなヘイズ形成の理論モデルを考案し、系外惑星のヘイズがどのような物質で構成されているのかを調べた結果、これまで予想されていたスス(カーボンブラック)のような物質は系外惑星の大気では析出せず、代わりに想定すらされていなかったダイヤモンドが大気中で形成される可能性が示されたと発表した。