カメムシの悪臭を「芳香剤」に 中学生が100匹以上を捕まえ甘い香り成分の抽出に成功「嫌われものを社会の役に立てたかった」
兵庫県立大学附属中学校の3年生6人が21日午後、強烈な悪臭を放つことで知られる「カメムシ」を芳香剤の原料にするという、ユニークな研究成果を発表しました。兵庫県上郡町の兵庫県立大学附属中学校では、県立大学の研究所や研究者の指導を受けながら、グループごとに探究学習を行う「プロジェクト学習」と呼ばれる授業があり、その一環で、中学3年生の生徒6人が取り組んだのが、大量発生して問題となった「カメムシ」を何かの役に立てられないか考えるプロジェクトです。