熊本県玉東町が、町発注の町道工事で出た廃土を町内の国指定史跡内に無許可で放置していることが22日、分かった。文化庁と県は町に対し、史跡保存のための専門委員会を設けて早急な対応を求めているが、廃土は1年以...

重機で解体される秋水の燃料貯蔵庫=2017年10月26日午前9時25分、橋本利昭撮影 千葉県柏市北部にあった旧陸軍柏飛行場近くで確認されたロケット戦闘機「秋水」の燃料貯蔵庫1基について、県は26日、重機を使って解体撤...

■潮が引くと出現……　劣化激しく保存が課題 太平洋戦争で使われた水上機の機体の残骸が、鹿児島県指宿市の海岸で潮が引くと出現する。戦争末期に墜落したか、終戦後に海中に処分されたとみられる。博物館などを除...

◇犠牲の朝鮮人弔う 重い木戸を押し開けると、禅寺らしい静けさと緊張感ある空間が広がる。境内の隅に、高さ約2・5メートルの白い大理石づくりの仏舎利塔が立つ。曹洞宗「東福寺」(神戸市中央区)。神戸空襲で犠牲に...

戦争の遺跡・資料館 実相を消さず伝える努力こそ 敗戦から69年が過ぎ、戦争体験者の高齢化がすすみ、悲惨な体験を語ることができる人が少なくなっています。一方で、再び「戦争する国」に向けた動きが強まるなか、重...

北海道の根室半島と北方領土・国後島をかつて海底で結んだ通信ケーブルの陸揚げ施設が戦争遺跡として整備されることになった。北海道根室市が領土問題の理解を深めてもらおうと、根室側施設の保存に乗り出した。市に...

一九四五年四月十五日夜。川崎市街を焼け野原にした空襲の炎の熱は、高さ約四十メートルの市役所本庁舎の時計塔の上にまで届いた。時計塔は戦時中、米軍機の空襲に備える監視塔だった。「熱風が渦巻いた」。防空監視...

福岡市中心部が焼け野原となった1945年6月19日の福岡大空襲から69年となるのを前に、同市博多区の戦争遺跡を回るフィールドワークが15日あった。20代から80代までの約50人が焼け残った校舎の一部を展示している博多...

和歌山市加太沖にある無人島「友ケ島」が、 アニメなどの登場人物の格好をまねる「コスプレ」ファンの人気を集めている。大阪湾の入り口にあり、島内には旧日本軍の砲台跡など戦争遺跡が残る。インターネットで「ア...