アルマ望遠鏡、原始星の周辺で生命に必要な有機分子の化学変化を観測アルマ望遠鏡は12月24日、明るさが変化している非常に若い段階にある537光年先の星「B335」を観測した結果、原始星が爆発的に増光している最中に...

東北大など、有機分子のキラリティをそろえて無加湿プロトン伝導特性を向上東北大学、金沢大学(金大)、早稲田大学(早大)の3者は8月6日、キラル分子の運動性が乏しい「1,2,3-トリアゾール塩」(以下、塩(1))では、左手...

火星の有機分子は一酸化炭素から光化学的に生成された、東工大が解明東京工業大学(東工大)は5月13日、火星の堆積物中に含まれる有機物が、同惑星の大気中の一酸化炭素(CO)から生成されたものである証拠を提示したと...

東工大など、合成が困難な有機分子「3Dπ拡張ヘリセン」の不斉合成に成功東京工業大学(東工大)と東京大学(東大)の両者は、優れた円偏光発光特性を示す、らせん構造を持つ有機分子「ヘリセン」の三次元状に共役系に拡...

東大、MOFと有機分子を用いて「量子スピン液体」の実現に一歩前進東京大学(東大)は4月12日、電子のスピンが作る「ハイパーオクタゴン格子」(元素が3方向に120°の角度でつながった三次元的なハニカム(蜂の巣)格子のネ...

リュウグウ試料から有機分子2万種　生命宇宙飛来説を補強　JAXAなど 探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った砂状試料を分析している宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームは24日、試料から約2万種類...

東工大、地球外で発見された有機分子が生物起源か否かを判別する手法を開発東京工業大学(東工大)は10月27日、エタン(C2H6)ガスの中に炭素の同位体のうち13Cを2つ含む分子(13C2H6)がどれだけ存在するのか(13C-13C二重...

農工大、「π-π相互作用」の未開拓の性質を基盤とした有機分子触媒を開発東京農工大学(農工大)は6月20日、2つの芳香環を平行配列させた際に生じる「π-π相互作用」のこれまで未開拓であった性質(空間を介した電子調節...

九大など、巨大表面電位の大きさと極性を制御した有機分子薄膜の作製に成功九州大学(九大)と東京農工大学(農工大)は5月31日、分子デザインの観点から、巨大な表面電位(GSP)の大きさに加え、その極性も任意に制御した...

理化学研究所 横浜市立大学 物質・材料研究機構 人工知能で蛍光有機分子を開発 -複雑な現象を示す機能性分子の開発に貢献-理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター目的指向基盤技術研究グループ分子情報科学チー...

北大、宇宙空間の氷微粒子上で生じる原始的な有機分子合成の再現に成功著者:波留久泉 北海道大学(北大)は11月4日、新開発の極低温氷表面の非破壊・超高感度分析が可能な「セシウムイオンピックアップ装置」を用いて...

アルマ望遠鏡による観測から、若い星を取り巻く原始惑星系円盤にメタノールやアセトアルデヒドなど多数の有機分子が発見された。【2019年2月8日 アルマ望遠鏡/国立天文台】 1300光年彼方にある「オリオン座V883星」...

国立天文台と東京大学大学院理学研究科、韓国 キョンヒ大学は2月5日、アルマ望遠鏡を用いた観測により、地球から1300光年離れたところにある若い星、オリオン座V883星を取り巻くガスと塵の円盤(原始惑星系円盤)の中...

7/31(月) 17:35配信 CNN.co.jp (CNN)　土星の衛星タイタンの観測データから、生命につながるかもしれない物質の存在が確認されたとして、米航空宇宙局(NASA)などの研究チームが科学誌サイエンス・アドバンシスにこの...

米航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機が、火星と木星の間にある小惑星帯(アステロイドベルト)の準惑星ケレス(セレス)から、地球で生命体形成の成分となった可能性のある炭素系物質に近い物質を発見した。科学誌サイエンス...

発表のポイント •アルマ望遠鏡(注1)による観測で、太陽型原始星を取り巻いて回転するリング構造に大型有機分子(注2)が豊富に含まれていることを発見した。このリング構造は原始星に向かって落下してきたガスと...

地球生命の謎解明へ。宇宙空間で「有機分子」を発見宇宙の話に入る前にちょっと小話を。私たちの右手と左手はとても良く似ているのに、いくら回転しても同一形状に重ねあわせることができません。このような性質を「...

星間空間の生物学研究に重要な意味を持つ有機分子がこのほど発見されたと専門家らが14日、発表した。発見は、ある「長年の謎」を解く鍵となる可能性を秘めているという。人間と同様に、宇宙を構成する有機分子にも、...

東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の磯部 寛之　主任研究者(JST ERATO磯部縮退π集積プロジェクト　研究総括、東京大学 大学院理学系研究科　教授)、佐藤 宗太　准教授と折茂 慎一　教授の共同研究グルー...

図1　原子間力顕微鏡(AFM)の模式図図2　シリコン表面に吸着したPTCDA分子の構造モデル a 上から見た図、b 横から見た図 図3 a :PTCDA分子の構造モデル、b :PTCDA分子の室温AFM像、c :理論計算による電子濃度マップ発...

国立天文台は2月26日、アルマ望遠鏡を用いた観測の結果、地球から4700万年光年の場所にある渦巻銀河M77の中心部に存在するブラックホールの周りに、有機分子が集中して存在することを明らかにしたと発表した。同成果...

2015年2月26日 アルマ望遠鏡、巨大ブラックホール周囲に驚くほどマイルドな環境を発見引用元:自然科学研究機構 国立天文台　2015年2月26日発表記事国立天文台の高野秀路(たかの しゅうろ)氏と名古屋大学の中島拓(な...

ガスや塵などの星間物質を透かして見える星の光のスペクトルには、特定の波長の光がさえぎられる「吸収線」が見られ、これが星間物質を知るカギとなる。こうした中に幅が太い「ぼやけた星間線」(DIB)と呼ばれる微弱...

東京大と京都産業大の研究チームは16日、新開発の赤外線観測装置を使い、銀河系内に存在するガス(星間ガス)から新たに15種の有機分子を検出したと発表した。生命のもとになる有機物は宇宙で生成されたとの説があり、...

アルマ望遠鏡、星間空間に新たな有機分子を検出 【2014年10月1日 アルマ望遠鏡】 アルマ望遠鏡の観測により、天の川銀河の中心「いて座A*」から300光年離れたところにある巨大な星形成領域「いて座B2」から、枝分か...