火山活動を巡り、水蒸気噴火が起こる直前、地中を流れる電流が急速に強まる兆候があることを九州大地震火山観測研究センターなどの研究チームが発見した。水蒸気噴火はマグマ噴火と異なり、予測が難しいという。電流...

今月11日に噴火が始まった霧島連山の新燃岳の火山活動について、専門家は、火山灰の中に新しいマグマからできた物質が含まれる割合が高まっていることから、マグマそのものが火口から噴出する「マグマ噴火」に移行し...

噴石、須川温泉到達か　栗駒山・水蒸気噴火(12/3)作業部会、想定範囲示す 栗駒山火山防災協議会ハザードマップ作業部会(部会長・齋藤徳美岩手大名誉教授)の第3回会合は2日、盛岡市内で開かれ、栗駒山の昭和湖付近で...

. 熊本県の阿蘇山・中岳第1火口の爆発的噴火で気象庁は11日、地中のマグマに触れた地下水などが水蒸気になって爆発する「マグマ水蒸気噴火」の可能性が高いと発表した。飛散した火山灰を分析したところ、1割程度にマ...

政府の中央防災会議(会長・安倍晋三首相)は7日、国や自治体の災害対応の基幹となる防災基本計画を修正し、昨年の御嶽山(長野、岐阜県)噴火で多くの犠牲者を出した水蒸気噴火の観測強化を盛り込んだ。広島市で昨年起...

雲に覆われた山頂部分から白煙を上げる口永良部島の新岳=鹿児島県屋久島町で2015年5月30日午前8時43分、本社機「希望」から長谷川直亮撮影鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島にある新岳(しんだけ)(626メー...

箱根山(神奈川県箱根町)の火山活動が活発になっている。地域で長年観測を続ける神奈川県温泉地学研究所(神奈川県小田原市)によると、4月下旬からマグマの活動で地下の火山ガスの圧力が高まり、蒸気の噴出が強くなっ...

気象庁は6日、箱根山(神奈川県箱根町)の大涌谷周辺で、小規模な水蒸気噴火が発生する恐れがあるとして噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げた。噴火が起きた場合、大きな噴石に...

2015.02.15 03:00:00 県内唯一の活火山、箱根山の観測態勢が2015年度から強化される。県温泉地学研究所(小田原市入生田)は新たに、人工衛星の画像や従来にないタイプの地震計を使った地殻変動の監視を開始。全国の主...

御嶽山で水蒸気噴火と予知連が見解 掲載日:2014年9月29日 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(標高3067メートル)が9月27日午前11時52分に噴火して、火山灰と噴石を飛ばし、噴煙を上げた。火山噴火予知連絡会(会長・藤井...

噴火の前に火山性の地震が増加するなどしていたことについて、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は記者会見で、 「マグマ噴火と違って、水蒸気噴火を予知することは本来、非常に難しい。突発的に起こることが多く、...

御嶽山の噴火を受け、気象庁の諮問機関で学識者らで構成する火山噴火予知連絡会は28日、臨時の拡大幹事会を開いた。火山灰に新鮮なマグマ由来の物質が含まれていないことなどから、「水蒸気噴火(爆発)」とする見解を...