九州の北西部に位置する有明海。27年前に海の一角を閉め切った公共事業が、この海を変えました。今なお悪化し続ける海の状況と、長きにわたる国との闘い。苦悩する漁業者たちを追いました。【写真を見る】「横綱格の...

「横綱格の失敗事業」有明海の“ギロチン”から27年… 諫早湾干拓事業、失われた“宝の海”漁業者の苦悩【報道特集】九州の北西部に位置する有明海。27年前に海の一角を閉め切った公共事業が、この海を変えました。...

長崎県諫早湾の干拓事業をめぐり、排水門の開門を命じた確定判決を無効とするよう国が求めている裁判について、最高裁判所は13日午後、判決を言い渡します。開門すべきかどうかについて相反する判決が出され、司法判...

長崎県諫早湾の干拓事業をめぐる裁判で、最高裁判所は漁業者側の上告を退ける決定をし、堤防の開門の必要はないという判決が確定しました。逆に開門を命じた高裁判決もすでに確定しているため、司法の判断がねじれた...

国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門調査を命じた確定判決に基づく間接強制金(制裁金)を強制しないよう国が求めた訴訟で、開門を求める漁業者側は10日、一審佐賀地裁判決を取り消して国の請求を認め...

国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防内の調整池から大量の淡水が諫早湾へ排水されていたことに関し、佐賀県の山口祥義知事は4日の県議会で、国や堤防排水門を管理する長崎県に対して排水ポンプの増設や排水のルールづく...

希望の党の大串博志衆院議員(佐賀2区)は11月30日、衆院農水委員会で、国営諫早湾干拓事業の開門調査はしないとした政府方針を見直すよう、斎藤健農相に求めた。「基金は解決策にならず、佐賀県側としては受け入れら...

政府が国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門をめぐる一連の訴訟について、和解する方針を固めたことが21日、分かった。政府は開門しないことを条件に来月以降、開門を求める漁業者らに解決金の支払い...

「最高裁で判断を」=菅官房長官 菅義偉官房長官は7日午後の記者会見で、国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門を認めないとした福岡高裁判決について、「国は開門と開門禁止の相反する二つの義務を負...

★開門しない国に違約金求める 12月20日 12時42分 長崎県の諫早湾干拓事業の国の開門調査が、福岡高裁が判決で命じた20日の期限までに開始されていないことを受けて、開門を求める佐賀県などの漁業者側の弁護団は、...

農林水産省は27日、国営諫早湾干拓事業の開門調査に向け、長崎県諫早市で対策工事に着手しようとしたが、開門に反対する約600人の住民に阻止され、今月9日に続いて断念した。農水省九州農政局は開門期限の12月20日ま...

諫早開門の準備工事、着手見送り　住民らの抗議で、農水省国営諫早湾干拓事業の開門調査に向け、農林水産省が準備工事を始めると予告した9日、開門に反対する地元長崎県諫早市の住民や干拓地の営農者ら約300人が、工...