「1審での通訳に誤訳」大阪高裁が地裁に差し戻し…窃盗罪などに問われた中国人被告の証言で
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窃盗罪などに問われ、1審・大阪地裁で実刑判決を受けた中国籍の被告(38)の控訴審判決で、大阪高裁(飯島健太郎裁判長)は14日、1審での被告の発言に関する通訳が不正確で、被告が自白したとの誤解があったとして1審判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。1審判決は、被告が2022年5月、氏名不詳者らと共謀し、不正に入手したキャッシュカードを使い、大阪府内の現金自動預け払い機(ATM)で現金を引き出すなど計8件の犯行に及んだと認定。