【企業】「生産現場の人材の質は日本が圧倒的に高い」・・・キヤノンの国内生産比率、3年で6割に
キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は8日、産経新聞のインタビューに応じ、昨年来の円安などを背景に、海外工場の日本シフトを加速させ、今後3年内をめどに生産額ベースで国内生産比率を現行の43%から60%程度に高める考えを示した。事務機器などは、1~3年周期で現行機種を減産し、新機種の製造へと切り替えるが、こうしたタイミングで海外での現地生産を減らし、日本で新機種を生産する体制にするなどで、国内比率を高める方針。