夏至から数えて11日目となる半夏生(はんげしょう)の2日、各地の鮮魚店などでは、丸焼きのサバが販売され、夏のスタミナ源として、多くの人が買い求めていた。(7月2日)大野市本町の老舗の鮮魚店「大亀屋」では、同日午前5時から体長40センチほどの大きなサバが次々と焼き上げられた。大野ではその昔、殿様が農民をねぎらおうと、サバを焼いて振る舞ったとされ、蒸し暑い夏を乗り切るスタミナ源として、「半夏生(はげっしょ)さば」と呼ばれ親しまれている。

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