【話題】広瀬雄一さん「朝鮮通信使…昔も今も、韓国が日本に望むのは、互いを「信」じ、「通」じ合うこと」
佐賀県唐津市にある名護屋城博物館企画係長の広瀬雄一さんが韓国人教師293人の前でマイクを握った。「私は釜山教育大学で6年間、日本語を教えました。家内も釜山出身です」。韓国人教師たちは「おおー」と歓声を上げて拍手した。すると、広瀬さんは『釜山港へ帰れ』を韓国語バージョンで歌い始めた。「花咲く椿島に/春が来たが」…歌詞を少し間違え、頭をかいていたが「兄弟が出発した釜山港に/カモメだけが悲しく泣く」と歌い続けた。