【道徳教育】右翼が教育を「乗っ取る」 思想統制・愛国心教育は競争勝ちぬく人材育成と国家主義 自立した思考の芽を摘み取るな
「修身科」の復活なのか
一一月一一日、文部科学省の有識者会議「道徳教育の充実に関する懇談会」(座長/鳥居泰彦)は、安倍政権のグローバル派兵国家建設の一環である新自由主義教育政策と愛国心教育の徹底に向けた教育再生実行会議路線の具体化の一つとして道徳の教科化にむけた報告書案を公表した。年内にも最終報告を取りまとめ、中央教育審議会に議論を移行し、二〇一五年度にも教科化の強行をねらっている。