【9月7日 時事通信社】スペインからの報道によると、東部カタルーニャ自治州の議会は6日、独立の是非を問う住民投票実施のための法案を賛成多数で可決し、成立させた。独立を阻止したい中央政府はこの日、投票の正当性を問うため憲法裁に提訴。投票実施予定日の10月1日が迫る中、緊張は高まる一方だ。議会で過半数を握る独立派は、8月に州都バルセロナなどで約140人が死傷した車突入連続テロを念頭に「中央政府の影響を受けない独自の治安対策が必要だ」(プチデモン自治州政府首相)と早急な独立を訴えた。

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