【天文】急成長銀河を多数発見 地球から約100億光年の距離にあり、誕生から40億年未満/愛媛大など
米ハワイ島のすばる望遠鏡に設置された極めて広い視野の巨大デジタルカメラを使い、ちりに覆われているため観測が難しい急成長中の銀河を約50個見つけたと、愛媛大(松山市)などのチームが26日明らかにした。チームによると、ちりは星の材料の一つで、ちりが多い銀河は星の形成活動が激しい傾向にある。チームを率いた愛媛大宇宙進化研究センターの鳥羽儀樹特定研究員は「見つけた銀河を詳しく分析し、宇宙がどう進化してきたのかの解明につながれば」と話している。