【農業政策】『山田錦』などの酒米、減反枠超え増産へ--農水省、日本酒の海外輸出増受け
生産調整(減反)の対象になっている酒造好適米(酒米)について、農林水産省は2014年度以降、酒造メーカーなどの注文量に応じ減反の枠を超えて増産を認める方針であることが、関係者への取材で分かった。吟醸酒など高級な日本酒が海外で人気を集め、政府の輸出戦略品にもなっていることを踏まえた措置。同省の方針を受けて兵庫県は既にプロジェクトチームを立ち上げており、酒米の代表的品種「山田錦」などの増産に向け態勢の整備を図る。