【経営戦略】東京電力、検針票裏面に初の有料広告 電力会社で初、黒字転換図る
東京電力は11日、各家庭に配布している電気料金の検針票「電気ご使用量のお知らせ」の裏面を、10月から広告媒体として利用することを決めた。検針票に他企業の有料広告を載せるのは電力会社で初めて。必達目標に掲げる2014年3月期決算の黒字転換に向け、利益の上積みを図るのが狙い。東電の検針票は東京や神奈川、埼玉、千葉など管内1都8県の家庭と、商店など契約電力500キロワット未満の小規模な業務用契約者を合わせた約2200万件に毎月配布されている。