【エネルギー】世界初の「ハイブリッド発電」装置、落成式が中止に 輸送中の水車が海中に転落--三井海洋開発
風力と潮流による発電が同時にできる世界初の発電装置を海上で輸送中、水車部分が海中に落ちたと13日、開発企業と実験場を提供する佐賀県が発表した。17日の落成式が中止になり、実証実験ができるかも不明という。装置は、洋上の風車と海面下の水車で発電する「ハイブリッド発電」システム。三井海洋開発(本社・東京)や門司海保によると、同県唐津市呼子町の加部島北西の沖1キロに1基浮かべ、性能や耐久性などを調べる予定だった。