【飲料】飲料市場 4年連続出荷額増加か 夏の猛暑に加え「トクホ」などが好調
少子高齢化を背景に、ビールの売り上げが年々減少するなど市場の縮小が懸念されるなかで、お茶や炭酸飲料などの飲料市場は今年度、4年連続で出荷額が増える見通しで、夏の猛暑に加え、特定保健用食品、いわゆる「トクホ」の商品の相次ぐ投入などが好調な市場を支えています。少子高齢化や人口の減少傾向を背景に、国内のビール市場や居酒屋の売り上げなどは縮小傾向ですが、民間の調査会社「矢野経済研究所」によりますと、お茶や炭酸飲料、乳飲料などの出荷額は昨年度で合わせて4兆9420億円と、前の年度を1.6%上回っています。