【電力】東京電力の主力金融機関11社…「一枚岩」強調も、水面下では不満蓄積
東京電力の主力金融機関11社は、東電の総合特別事業計画の策定を踏まえ、新規3千億円と借り換え2千億円の計5千億円の融資を26日に実行する。三井住友銀行の国部毅頭取(全国銀行協会会長)は会見で融資を進める方針を表明した。東電支援へ一枚岩を強調する金融機関だが、水面下では不満も蓄積している。国部氏は会見で「新しい(総合特別事業)計画は国が一歩前に出て、計画を確実に実行するものだと聞いている」と述べ、国の関与が強まる再建計画に期待感を示した。