【経済】新興国経済不安で世界同時株安、日本も直撃
新興国リスクへの警戒感から世界同時株安の様相に陥り、日本の株式市場でも日経平均株価が連日のように下落している。2014年2月4日の終値は前日比610円66銭安の1万4008円47銭。下げ幅は今年最大で、3か月ぶりに1万4100円を割り込んだ。その問題視されている新興国市場だが、
MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)が新興国の平均株価として定めているMSCI新興国市場株価指数でみると最近の1か月で7.5%程度下落し、下げ幅は13年1年間の5%を上回ってしまった。