【技術流出】東芝から持ち出された「営業秘密」、韓国ハイニックス社内で共有フォルダに保管されていたことが判明--警視庁
東芝の主力製品NAND型フラッシュメモリーの「営業秘密」に当たる研究データが韓国企業に流出した事件で、逮捕された提携先の元技術者杉田吉隆容疑者(52)が持ち出した情報が、転職先の韓国半導体大手「SKハイニックス」の社内で共有フォルダに保管されていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。社内のシステムにアクセス権限があるSK社の社員であれば、誰もが閲覧できる状況にあったといい、警視庁捜査2課は、データが国外の企業に流出した経路などを詳しく調べている。